猛烈に働いても報われない。現代社会の燃え尽き症候群

一生懸命働いたのに

さて、今日は燃え尽き症候群に関連することを書いてみたいと思います。 この言葉をご存知でしょうか。いつから使われているのかは調べてみないことにはわかりませんが、心理学など学び始めるとどこかのタイミングで出会う言葉です。 また対人援助職の間ではよく知られる言葉ですので、看護やリハビリを学ぶ過程で出会う方もいるのだと思います。

燃え尽き症候群とは

人は何か一つのことに、大きくエネルギーや労力を割いて取り組むこともあることでしょう。そして、非常に意欲的に活動を続けることもあります。 しかし、そのような人が突然に無気力になって、それまでのような取り組みを続けられなくなってしまうことがあります。

 

これを幅広い意味で燃え尽き症候群と言うのだそうです。(英語では、バーンアウト) 元々は、病院の看護師さんやケースワーカーの方がこのような状態にあることを見た精神分析医が名づけたそうです。

 

しかし、これは何も医療現場においてのみ起こることではないように思えます。 例えば受験や就活、子育てなど色々な場面で燃え尽き症候群があっても不思議ではないと思います。それほどに一生懸命に物事に取り組んでいる方が多いはずです。 つまりエネルギーを注ぎ込んでいる対象があるならばという事ではないかと思います。

燃え尽きたAさん

滅茶苦茶になるAさんは30歳になり、社長から大きな新規プロジェクトの話があることを知らされました。 社長が言うには、これまでの働きぶりからしてAさんがこの件にもっとも適しているのだそうで、多くの事を任せたいとのことでした。 社長の中では、最近会った別会社の知人がうまくやっているのを見て、うちの会社でも行けそうだと思い、すぐに実行したかったそうです。

Aさんの猛烈な努力

Aさんは、大役を任されたためか、非常に舞い上がり残業の日々を送りました。 しかも、かなり無茶な働き方をしているにもかかわらず、まるで疲れた様子がありません。 人間というのは乗っている時は、疲れもなんのそのなのでしょうか。

そして、充実感に溢れかえっているように見えました。 しかし、ある日、急に社長から企画の中止が言い渡されました。 社長の知人が、大損害を出したと知ったためでした。 Aさんは既に120%の準備を終えており、これでもかというほどに企画を練り込んでいました。

「せっかくここまで準備したのですから・・・」と社長に食らい付きますが、社長はなぜか弱気になっており、中止の考えしかありませんでした。 一体Aさんはなんのために頑張ってきたのでしょう。 一気に力が抜けていくAさんだったのでした。燃え尽きてしまったのでしょうか。

振り回される事

Aさんのように、大きな意志に振り回された経験を持つ方は多い事でしょう。 はじめは乗り気だった人が、後になって態度を変え始めるのです。 まじめに考えていた人にとって打撃は大きすぎるものとなります。

どうせ社長の思い付きだろう・・・とはなから適当に取り組んでいたらこれほどまでのショックにはならなかったはずです。 真剣に取り組む人ほど、ダメージが大きいなんて益々やり切れません。

外部サイトになりますが、たくさん働いて失敗しても燃え尽きなかった女性のフィクションがあります。

関連サイト

悩みは尽きない・・・30代女性が生き方を考える時

Author: banal